【具体例あり】リード文とは?リード文は6つの要素で組み立てる
リード文の書き方がわからないですか?まず最初に書き始めるリード文は初心者にとっては難しいものですよね。この記事ではリード文の効果を最大に高める方法について書いています。スラスラ書けるようになりたい方のみ読んでみてください。
okoんにちは。マイナスからブログを初めたオコブロです。
この記事にたどり着いた方は
あなたはこんな方?
- 特化ブログ初心者
- ライティングスキルを上げたいと思っている
- ブログの文章の勉強をしている
- リード文について知ったばかり
- リード分の書き方や例を知りたい
という方ではないでしょうか。
以前の僕も、今のあなたと同じ様に「記事冒頭の文章だから結構難しいよなぁ」と悩んでいました。
リード分はどんな記事にでも入れるものですので、僕は「リード文の型」を作ることでその悩みを解決しました。
この記事はマイナスからブログを始めた僕が使っている「型」を例にしてリード文の書き方を説明していくものです。
この記事を読めば
この記事でわかること
- あなたに合ったリード文の型
を見つけることができます。
リード文をスラスラ書けるようになりたい方は是非最後まで読んでいってみてください。
論理的にリード文を組み立てて、ユーザーが離脱しにくい環境を作りましょう。
Table of Contents
僕のリード分の型
さっそくこの記事の結論です。
僕の場合は
僕のリード分の型
- 挨拶文
- 読者を当事者にする
- 共感して距離を縮める
- 記事の方向性を示す
- 記事を読むことのメリットを伝える
- CTAを設置する
という型を使ってリードを構成しています。
まずはリード文とはどんなものかを說明してからそれぞれについて詳しく解説していきます。
すごく長いリード分になりそうね・・・
一般的なものより長いですが多分あなたが思っている長さほどではない・・・ハズ!
そもそもリード分ってなに??
リード文とは?
リード文とは導入文とも呼ばれる記事冒頭に書く文章のことです。
ネット検索結果画面でタイトルに興味を引かれて記事にたどり着いたユーザーが最初に読む文章です。
ユーザーは「この記事を読むかどうか」「求めている情報と一致する記事かどうか」という判断を行うのでリード文で記事の概要を魅力的に説明する必要があります。
ここからは僕のリード分を分解して解説していきます。
挨拶文
読者に向けて自己紹介を兼ねた挨拶をします。
ブログ記事は「初めてブログに来た読者に向けて書く」ということを前提に書かなければならないので毎回自己紹介をします。
「これはこの前の記事で書いた通り~」「皆様には說明済みですね」という「読んでいる前提」はNGです。
よく使ってしまっていたわ・・・
使う場合は必ずその内容について触れている記事のリンクを貼りましょう。
僕が毎回使っている挨拶分は
okoんにちは。マイナスからブログを始めたオコブロです。
です。
リード文の挨拶
挨拶は難しく考えず
- こんにちは
- おはこんばんは
- またお会いしました(初めての方だとクスリとするかも)
など簡単なものでいいです。
- 寒くなってきましたね。
- 最近こんなことがありました。
という文章を入れている記事がありますが、季節を感じる言葉や時事ネタなどを入れると「記事が古くなる」ので入れない方がいいです。
暑い時期にその記事を読んだユーザーは違和感を感じてしまいます。
読者は「情報」を探しに来ているのであって、筆者の生活や状態にはまったく興味がないので近況報告などはいれないほうがいいです。
これらの余計な情報を入れると「記事内容も的を得ず、蛇足が多くて読みづらいんだろうな」と感じさせて離脱につながる可能性があります。
この吹き出しも余計よね
(これは記事にテンポを作るために使っているの・・・)
リード文の自己紹介
初めてあなたのブログに訪れたユーザーにあなたの「ウリ」を簡単に伝えて自己紹介しましょう。
- ブログ月収100万円のオコブロです。
- バイクショップoko-moto店長のオコブロです。
- 崖っぷち投資家のオコブロです。
など、
- 実績
- ブログ内容の権威性を高める社会的立場
- ちょっと興味をそそる自称の立場
を入れて名前を名乗りましょう。
特に実績や社会的立場を述べると「記事内容の説得力が上がり、信頼を得られる」という効果があるのでおすすめです。
自己紹介はユーザーを安心させたり、説得力を増したり、親近感を抱かせたりとたくさんの役目を与えることができます。
ブログ記事は「情報」を発信するものなので、体験談を書くとき以外はなるべく筆者の存在を消していきます。一人称がブログネームだとしつこくなってしまします。
そうすると名前やブログ名を覚えてもらう機会を能動的に作る必要がでてきます。
あなたの名前をリード文の最初に入れることで効果的に名前をアピールすることができます。
漫才でいうところの、1つボケを入れ得て観客をひきつけ、名前を名乗る「名前だけでも覚えて帰ってくだい」という掴みの部分です。
このブログの挨拶の狙い
僕の場合
このブログは主に
・ブログを始めようと考えている方
・ブログ初心者
をターゲットにしているので
「マイナスからブログを始めた」という文章で
・ボケ
・僕の立ち位置の明示
・ブログを始めようとしているユーザーの共感を得る
ということを狙いにしています。
読者を当事者にする
「この記事にたどり着いた方は〇〇という方ではないでしょうか?」を書いてターゲットを絞ります。
なんとなく記事をクリックしたユーザーに対して「この記事は自分に対して書かれている」「この記事の当事者は私だ」と思わせて記事に引き込む効果があります。
こんなあなたに朗報です!みたいな通販番組みたいなもんね
そういうことですね。セールスライティングのひとつでもあります。
この部分にはキーワードを入れやすい、というか自然にキーワードが入ると思うのでSEOの観点からしても重要な部分になります。
「〇〇という方」の部分は設定したペルソナやキーワードをそのまま書けばOKです。
この記事は「リード文 書き方」をキーワードの1つに設定しているのでそれらを「リード文の書き方を知りたい方ではないでしょうか」というようにしています。
ペルソナとは?
ラテン語で「人格」を意味する言葉ですが、マーケティング用語としては「典型的な架空の顧客の人物像」です。
ブログ用語としては「ターゲットとしている読者像」ということになります。
例えば「若者向けの化粧水」を紹介する記事であれば、ペルソナは「女子高生」「女子大生」「肌の悩みを持っていて、化粧水を探している10代の女の子」という感じになります。
この記事にたどり着いた方は
あなたはこんな方?
- お肌トラブルを抱えている女の子
- 自分に合った化粧水を探している女子高生
- いい化粧水でお肌に磨きをかけたい女子大生
の方ではないでしょうか。
という感じになります。
同じ化粧水でも男性をターゲットにしている場合はリード分も違う感じになりますよ。
「ニキビが気になるメンズではないでしょうか?」みたいな?
「化粧水 メンズ」での検索が多いのでとってもいいリード分だと思います。「メンズ」がいいですね特に。
共感して距離を縮める
読者はあなたが書いた記事で悩みを解決しようという気持ちで記事にたどり着いているので
- 以前は私も同じ悩みを抱えていました。
- 〇〇という悩みは多くの〇〇が抱えています。
- 〇〇って大変ですよね。
というように共感することで「私が抱えている悩みと同じだな」「この記事ではこの悩みが解決できそうだな」と感じさせることができます。
自己紹介のあとで共感を入れることであなたと読者との距離をグっと近づけることができます。
「わかるわかるー」という感じです。
特に女性は共感を求めるから有効そうね
男性は効率を求めるので共感を通して問題が明確になることでより惹きつけることができますよ。
記事の方向性を示す
簡単に記事の方向性を示します。
この記事では
僕が使っている「型」を例にしてリード文の書き方を説明していくものです。
という部分です。
一言で記事の概要を伝えるようにしましょう。
方向性を示すことで、読者はその方向に向かって記事を読み進めることができるので理解や説得力を増すことができます。
何について書いている記事なのか、概要をストレートに伝えます。
記事を読むことのメリットを伝える
この記事を読むことのメリットを伝えましょう。
先ほど「ペルソナ」を書いた部分は「記事を読む前の読者の状態」を伝えましたが、ここでは「記事を読んだ後の状態」を伝えるということです。
記事を読むことによって、読者の悩みがどういう風に解決できるかのイメージを記事を読む前に持たせてあげて興味を引きましょう。
「あなたに合ったリード文を見つけることができます。」の部分です。
CTAを設置する
大げさな言葉を使うと「CTA」になりますが、簡単な言葉を使うと「記事を読むお願いをしましょう」ということです。
CTAとは
CTAとは「Call To Action」の略で「行ってほしい行動を喚起すること」です。
通常CTAはバナーを設置したりボタンを配置したりすることが多いですが、単に
- 今すぐ問い合わせ!
- 無料お見積り!
- カタログ請求はこちら!
という文章もCTAの部類に入ります。
リード文を読んだ後にどういう行動をしてもらいたいかというと「記事を読む」ということなので「〇〇という悩みを解決したい方は是非最後まで読んでみてください。」などと一言入れましょう。
「〇〇という悩みを解決したい方」という部分は読者にとってメリットしかない文章にするといいです。
- 電気料金を安くしたい方
- 事故を起こしたくない方
- お金を楽に稼ぎたい方
など底抜けに「そうじゃない人っていないだろ」という文章を入れましょう。
行動喚起を断れない状態にしてしまうのが目的です。
「最後まで読んでみてください。」がCTAです。
youtubeだと「チャンネル登録お願いします」ですね。CTAは行動を起こして欲しい直前に入れるので動画終わりでこのセリフを入れる方が多いですよね。
リード文の文字数
記事全体の文字数によっても変わってきますが、リード文は一般的に120文字程度がいいとされています。
これは恐らくメタディスクリプションの関係で推奨されている文字数です。
メタディスクリプションを個別に設定する方であれば120文字にこだわる必要はありません。
文字数よりも「読者をいかに簡潔な文章で引き込めるか」ということを意識するべきです。
ボリュームの大きい記事であれば自然と長くなりますし、むしろ長い記事を最後まで読んでもらうにはリード文も長くして読者を十分に引き付けてから本文を読んでもらうべきです。
あまり長くても問題ですが120文字だと短すぎると僕は思います。伝えたいことを簡潔に伝えられれば何文字でもいいです。
最近一流のブロガーの方が「500文字以内にしよう!」と言っているのを見つけて安心しました。
120字以内でメタディスクリプションを書いて、リード文は500文字以内が良さそうね!
メタディスクリプションとは
メタディスクリプションとはheadタグに記事の概要を説明する情報を記述するものです。
この部分の文章は主に検索結果画面に表示されたり、ブログカードに表示されたりします。
検索結果画面に表示されるメタディスクリプションの文字数が120程度です。それ以上は「・・・」になってしまうので120文字が推奨されています。
メタディスクリプションを設定しない場合は記事冒頭の120文字が表示されます。
メタディスクリプションを個別に設定する場合はAll In One SEO Packの機能を利用するのが楽です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- 信頼性が増す自己紹介を含めた挨拶をする
- ペルソナで読者を当事者にする
- 共感して距離を縮める
- 記事の方向性を示す
- 記事を読むことのメリットを明確にする
- CTAを設置する
- 文字数は120字にこだわらない方がいい
という内容の記事でした。
この内容を意識すればあなたオリジナルの魅力的でリード文としての効果が高い文章を書けます。
書き方を「型」にしたら執筆が楽になるので内容の良い記事をたくさん書いていきましょう。
ブログの文章全体の説明は別記事をご覧ください。