モニターアーム購入時の8つの注意点と種類別のおすすめ
モニターアームの選び方が知りたいですか?この記事では8つの注意点とおすすめのものを紹介しています。あなたに合ったモニターアームを手に入れたい方は是非読んでみてください。
okoんにちは。マイナスからブログを始めたオコブロです。
この記事にたどり着いた方は
あなたはこんな方?
- モニターアームの購入を検討している
- どのモニターアームを買えばいいのかわからない
- やっぱりエルゴトロンがおすすめなの?
- モニターアームを買うときに注意するべきことが知りたい
という方ではないでしょうか。
この記事では、マイナスからブログを始めた僕が様々なモニターアームを調べ、種類が違う2つのモニターアームを購入した経験を基にモニターアームを買うときの注意点を書いていく記事です。
この記事を読めば
この記事でわかること
- モニターアーム購入時の注意点
- モニターアームの選び方の全て
- あなたが買うべきおすすめのモニターアーム
を知ることができます。
Table of Contents
モニターアーム選びの注意点
モニターアームを購入する際に注意したことが8つあります。
モニターアーム購入時8つの注意点
- モニターはVESA規格か?
- モニターアーム稼働構造はなにか?
- デスクに設置可能か?
- 耐荷重はギリギリではないか?
- 浮かせたいだけなのか?動かしたいのか?
- 動かしたいのは前後か?左右か?上下か?
- グラつきはモニターアームのせいではない
- 机の強度はほとんどの場合無視できる
それぞれ説明します。
モニターはVESA規格か?
モニターアームをモニターに取り付けるには、モニター側に「VASA規格」という規格に沿ったネジ穴が空いている必要があります。
VESA規格の中で様々な寸法がありますが、余程特殊なモニターでなければ
- 75×75mm
- 100×100mm
という寸法で取り付けることができます。
モニターアームとあなたが使っているモニターのVASA規格が一致した寸法かどうかを確認しましょう。
最近人気の超薄型モニターなどはそもそもVESA規格がついていないこともあるので注意しましょう。
モニターがVESA規格でないとモニターアームは取り付けできません。
モニターアーム稼働構造はなにか?
モニターアームを動かす構造は
- ガス圧式
- メカニカルスプリング式
という二つの方式があります。
ガス圧式
バネの動きをガス圧でサポートする方式です。
ガスのサポートがあるので移動に必要な力が少なくて済みますが、機構が増えるのが価格は少し高くなります。
モニターを動かすときに「シュコー」という独特な音がでるのも大きな特徴のひとつです。長期間使っていると徐々にガス圧が弱くなっていきます。
頻繁にモニターを動かす方はガス圧式がおすすめです。
メカニカルスプリング式
バネの力のみでモニターを支えるのでガス圧に比べると重量のあるモニターを支えるのに向いていません。
モニターの移動時もサポートがないのでより大きな力が必要になります。
機構が少ないので比較的安価で寿命が長いです。
コストをかけたくなくて、モニターを頻繁に動かさない方におすすめです。購入の際は耐えられるモニターの重さをきちんと確認しましょう。
正直どちらでもいいです。ガス圧の方が動かすときにかっこいい音がします。
デスクに設置可能か?
モニターアームを設置する方法は
モニターアーム設置方法
- クランプ式
- グロメット式
- ネジ固定式
の3つがあります。
多くのモニターアームは「クランプ式」と「グロメット式」の両方の取り付け部材が付属していて設置方法を選択できるようになっています。
クランプ式
もっとも一般的な設置方法で、机をクランプで挟んで設置する方法です。
天板に穴をあける必要はありませんが、強度はグロメット式やねじ式よりも劣りますが使用に問題はありません。
クランプを設置する箇所の「奥行」「天板の厚さ」を確認ましょう。
机の背の部分に設置した場合、壁と机がぴったりくっつかなくなります。
机の厚さが足りない時や傷をつけたくない時は木の板を挟んで設置したりしましょう。
もっともメジャーな方法です。
グロメット式
机に穴を空けて金具を貫通させて設置するタイプです。
クランプ式よりも強度があります。クランプ式と違って机を壁につけることができます。
設置には机の穴開け加工が必要ですが、OAデスクの配線用の穴などを使って設置することも可能です。
気軽に設置場所を変更できないのでクランプ式を比べて設置の自由度は低くなります。
ネジ固定式
最もマイナーな設置方法で、天板にネジの数分の穴が開くのであまりおすすめしません強度は高いです。
グロメット方式と同じく設置自由度は低いです。
耐荷重はギリギリではないか?
モニターアームには商品ごとに「耐荷重」がアナウンスされていますがこれには注意が必要です。
耐荷重の多くは「アームを伸ばさずに設置できるモニターの重さ」を記載していると思われるので、耐荷重の表記ギリギリの重量のモニターを「アームが伸び切った状態」で設置するとアームが重さに耐えきれずに下がってきてしまいます。
モニターの重さが6キロであれば耐荷重8キロのモニターアームを選ぶなど、余裕を持った商品を選ぶようにしましょう。
滅多にないとは思いますが、モニターが軽すぎてもダメです。今度はモニターが上がってきてしまいます。
耐荷重の最低値を割らないように気をつけましょう。
アームを伸ばしきって使用する予定がなければ大丈夫ですが、多少の余裕はあった方がいいです。
浮かせたいだけなのか?動かしたいのか?
モニターアームを使用したい目的は
あなたがモニターアームを使う目的は?
- モニターを浮かせてモニター下のスペースをすっきりさせたい
- モニターの場所を姿勢に合わせて動かしたい
という2つだと思います。
あなたの目的が「モニターを動かしたりはしないが、モニター下のスペースをすっきりさせたい」というのであればどんなモニターアームを使ってもうまくいきます。
耐荷重が合っていれば使用感に差はないのでなるべく安いモニターアームを選んでもらって大丈夫です。
目的が後者で「モニターを動かしたい」というのであれば注意が必要です。
動かしたいのは前後か?左右か?上下か?
モニターを動かす方向について説明します。
モニターを前後に動かすのにおすすめ
モニターを前後に動かしたいのであれば上のリンクのものが最もおすすめです。
まっすぐ平行に移動することができますし、この商品は「アームを設置するためのポールぎりぎりにモニターを設置できる」という特徴を持っています。
付属のケーブルガイドを付けなければにアームをきれいに折りたたむことができます。
僕も使っています。前後移動に特化したものです。メインモニターをマウントしています。
左右に動かすのにおすすめ
横方向の移動におすすめなのは上のリンクのようなタイプのモニターアームです。
関節の方向を様々工夫すれば長い距離を移動させることができますが大きな移動には労力を使います。
サブモニターをマウントしています。
モニターを上下に動かすにはポールを調整するしかない
実はどんなモニターアームを使っても、上下方向にまっすぐ移動させようとなるとアームの根本のポールで調整するしかありません。
上で紹介したガス圧式のモニターアームで上下移動はできますが、まっすぐ上下移動させることはできません。
上げ下げしようとしても「斜め上下」に動いてしまいます。モニターを並べて使用すると斜め移動しているのが良くわかります。
モニターが1枚の場合は気にならない程度ですがポールにアームがついているタイプのものを購入した方がいいです。
モニターを並べて使う方でぴっちり並んでいないと気が済まない方はポール付きのものにしましょう。
グラつきはモニターアームのせいではない
僕が購入したものはAmazonでも安い方のものです。
商品レビューに「グラつく」と書いてあったりしますが、僕のモニターアームは全くグラつきません。
グラつくと感じる方は、モニターアームを介してデスクのグラつきを見ているだけです。
モニターアームがグラついているのではなく、机がグラついるのでモニターアームを設置してグラつきを感じるのであれば買い替えるべきはモニターアームではなく机です。
モニターアームを買い替えるのではなく、机を買い替えましょう。
机の強度はほとんどの場合無視できる
机の強度に関して注意喚起しているサイトが複数ありますが、実際は机の強度は関係ないといってもいいくらいです。
僕は以前とても弱い机(耐荷重10kg天板の厚さは2cm程度)にモニターアームを設置していましたが全く問題ありませんでした。
こんな弱い机にモニターアームをつけようと思う方はあまりいないと思いますが、こんな机でも支障がなかったことをお伝えしておきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
モニターアームを購入するときの8つの注意点について説明しました。
便利でかっこいいモニターアームですが、あなたの用途に合わせてしっかり選んでいくことでさらに便利でさらにかっこよく使うことができます。