初心者のブログの書き方~書きたいことを書いてはいけない?~
「ブログ記事は書きたいことを書いてはいけない」と知って落ち込んでいますか?それは真実ですが、この記事ではブログを継続するために書きたいことを書くことのバランスについて説明しています。ブログが義務にならないようにしたい方のみ読んでみてください。
okoんにちは。マイナスからブログを始めたオコブロです。
この記事にたどり着いた方は
あなたはこんな方?
- ブログには書きたいことを書いてはいけないという記事を読んだ
- ブログはキーワードを選定するのが大事だという記事を読んだ
- 書きたいことを書けないブログを続ける自信がない
という方ではないでしょうか。
特に「収入を得るための特化ブログ」を運営しようとしている方はたくさん調べながらブログ運営の方法をたくさん調べていると思います。
その中で、
- ブログにはユーザーの役に立つことを書こう
- 自分が書きたいことを書いてはいけない
- キーワードを選定して記事を書こう
という情報に出会うことと思います。
書きたいことも書けないこんな世の中じゃ
反町隆史リスペクトですね。
自分のブログに書きたいことを書けないってなんなのよ!
ブログには書きたいことを書いてはいけないのですが・・・まぁ最後まで読んでいってみてください。
これらの情報はすべて真実なのですが「書きたいことを書いてブログ収入を得たい」と考えている方にとってはあまりいい情報ではないですよね。
この記事では
- ブログには好きなことを書いてはいけないのか?
ということに関して僕の考えを書いていくものです。
先に結論をお伝えすると
この記事の結論
書きたくないことを書けるようになるために、最初の内は書きたいことを書こう!
という感じです。無理せず楽しくブログ運営を続けていきたい方のみ読んで頂ければと思います。
Table of Contents
「ブログに書きたいことを書いてはいけない」というのは真実
あなたは何故ネット検索をしますか?
少なくともこの記事にたどり着いたあなたは「ブログの書き方」について悩みや疑問を持っていて、それを解決するために「ブログの書き方 初心者」などという検索ワードでネット検索をしたと思います。
ネット検索をするときは何かを解決したい
- ブログの書き方について悩んでいる
- 近くのホームセンターを探している
- 茄子を使った美味しいレシピが知りたい
人がネット検索をするときは大なり小なり何かしらの悩み、あるいはそれに近いものを抱えているときです。
かわいい猫の動画を検索するときがあるわよわたし!
それは「癒されたい」という悩みからきていると僕は考えます。
ブログ記事はユーザーの悩みを解決するものでなければならない理由
ブログへのアクセスは
アクセス経路
- SNSからの流入
- ブログランキングサイトからの流入
- ブックマークされたURLからダイレクトな流入
- ネット検索からの流入
のいずれかですが、その中で最も多いのがネット検索からの流入です。
一般的なブログでは恐らく7~9割程度の割合になるかと思います。
ですのでブログ記事は「ネット検索者が求める情報」について書くことがアクセスを集める近道ということになります。
検索者が求める情報=悩みを解決する記事
キーワードありきで記事を書く理由
あなたが書いた記事とユーザーを繋げるのはキーワードです。
ということはなるべく多くのユーザーと結びつくキーワードを選ぶことが大切です。
- ユーザーがどんな悩みを抱えているか?
- どんなキーワードが多く検索されているか?
という考え方で多くの人の悩みを解決できる記事を書いてブログにアクセスを集めようとすることが大切になるわけです。
つまり、
書きたいことを書く
ではなく
アクセスが集まりそうなキーワードで、
ユーザーの悩みを解決できる記事を書く
というのがあるべき「収益を得るためのブログ記事」ということになります。
これが「ブログには書きたいことを書いてはいけない」という言葉のロジックです。
先にキーワードがあって、そこに内容を肉付けしていく感じです。
ここまでのまとめ
- アクセス経路の多くはネット検索
- 検索者は悩みを抱えている
- 悩みを解決する記事を書くとアクセスを集められる
- 悩みと解決策を結びつけるのは検索キーワード
人の悩みを解決する記事なんて書けないよ・・・
いいえ、絶対に書けます。その根拠は下の記事で説明しています。
特に最初の内は書きたいことを書かないとブログが楽しくならない
書きたいことを書けないなんて嫌!
確かに、書きたいことを書かないと楽しくならないんですよね
一流のブロガーの多くの方が「書きたいことは書いてはだめ」とおっしゃいますし、ここまでの内容の通りそれは順序だてて考えるとその証明もできますしので本当に正しいことです。
しかし、以前の僕がそうであったように、「好きなことを書いて収入を得たい」と考えているあなたとってそれはあまりいい情報ではないですよね。
自分の書きたいことを書かずにどれほどブログを続けることができるでしょうか。
特に最初のうちは記事の書き方もわからないですし、うまくいかないままブログが嫌いになってしまうかもしれません。
キーワードを意識しつつ書きたいことを書く
ここからは「書きたいこと」を書きつつも、アクセスを増やせる方法を書いていきます。
書きたいことを書いちゃいけないんじゃないの?
「書きたい」と「書いてはいけない」の間を取ったような方法です。
ここからはこの問題を解決するために、最初のブログを立ち上げたときに僕が実際に行った方法を紹介します。
まず、ブログ記事の前提「誰かの悩みを解決する」ということは崩しません。
僕が最初に立ち上げたのはバイク関係のブログなのですが、「今日は誰々とどこどこにツーリングに行きました」という記事でなければどんな記事でも自然と「誰かの悩みを解決する記事」になります。
- ヘルメットの種類
- 僕が信号待ちで気を付けていること
- 僕が使っているツーリングの装備
など基本的なことでも「これからバイクに乗ろう」と思っているような方の悩みを解決できる可能性のある記事になります。
要は「自分語りだけ」をしなければいいのです。
そんな小さな心がけだけで「誰かの悩みを解決する記事」は書けます。
知らない人のツーリングの報告なんてわざわざ検索しないわね
有名人であればアクセスは集まるのでしょうが一般の方がどうしたこうしたは正直興味がある人は少ないですよね。
キーワードよりも書きたいこと先行で記事を書く
少し工夫したことが、例えば「ツーリングにおすすめのヘルメットの記事を書きたいな」と思ったときに
- バイク ヘルメット
- ツーリング ヘルメット
ではどちらが検索量が多いかということを調べてからキーワード選定を行ったという点です。
書きたいことを書くんだけどキーワード選定は行うってことね!
先に「書きたいこと」があって、キーワードを後付けするイメージです。
これを行うことでキーワードだけに縛られずに書きたいことをたくさん書けるようになりました。
キーワード先行ではなく、書きたいこと先行でキーワードはあとから選定するという感じです。
ブログ初心者が書きたいことを書くメリット
ブログ初心者が書きたいことを書くことで得られるメリットは6もつあります。
書きたいことを書くメリット
- 記事執筆スピードが速い
- 量をこなせる
- 記事を書くのが楽しいと感じられる
- 記事が増えていく安心感を得られる
- ライティングスキルが上がる
- ブログに独自性が強く出る
通常のブログ記事のようにキーワード先行で記事を書くと「インプットしながらアウトプットしていく」という作業が増えます。キーワードのことを調べながら自分なりの考えをまとめて書いていく感じです。
それに対して、書きたいことを買う場合は「もともと頭にインプットされているものを文章としてアウトプットするだけ」なのでが指がどんどん進みます。
どんどん記事が書けるので記事数が増えていきます。
後者の方が「記事を書いていて楽しい」と強く感じられます。
ブログ記事は量をこなさないとうまく書けるようにならないので「量をこなす」という意味で書きたいことを書くのはとても有効な手段です。
この書き方の詳細は下の記事をご覧ください。
ブログに独自性が強く出る
もっとも強調するべきメリットは「ブログに独自性がでる」ということです。
なにか調べものをして書いていく記事に独自性を持たせるのは結構大変な作業です。
しかし、書きたいことを書いてくスタイルは「すでにあなたの頭にインプットされている情報をアウトプットする作業」ですので、あなたの指から生まれる文章はあなたが長年に渡って咀嚼してきた文章になります。
つまり独自性が生まれやすいということです。
GoogleがWEB上の記事を評価するのに独自性はとても重要な要素ですし、ブログのファンを作るという意味でもとても大切なことです。
後々キーワード先行型で記事を書いたときに「ありふれた内容」になってしまった場合、「書きたいことを書いた以前の記事」に内部リンクを飛ばすことで、ありふれた内容の記事にも深みと独自性を加えることもできます。
参考資料を見ずに書けるので独自性の塊のような記事に仕上げることができます。
ブログ初心者が書きたいことを書くデメリット
デメリットはもちろん「キーワード先行の記事よりもアクセスを集められない」ということです。
しかしブログ初心者の方であればアクセスを集めることよりもまずは「少しでも楽しくブログを継続する」という方向で運営を続けていった方がいいと思います。
たくさんのアクセスは魅力的ですし、アクセスを集めて収益を最大化させるために記事を書いているわけですが、続かなければ意味がありません。
まずは書きたいことを書いて、その後ブログを続けられる環境が整ってライティングスキルが上がったら「キーワード先行」で記事を書き、たくさんのアクセスを集めるように段階を踏むのがいいと思います。
アクセス数は「キーワード」が先に来てあとから内容を足していくスタイルよりは間違いなく落ちます。
「書きたいことを書く」と「キーワード先行」のバランスの変遷
最初はブログを継続するために書きたいことを書くのがいいと思いますが、どこかのタイミングで「キーワード先行」の記事も書き始めなければならないです。
キーワード先行の記事を書き始めるタイミング
- ライティングスキルが上がってきたと感じた
- アクセスが少し増えてきた
- あなたが書きたいことをブログにアウトプットできたと感じた
と感じたら少しずつキーワード先行の記事を書くようにしましょう。
例えば、あなたが書いているブログジャンルで「すでにあなたの頭にインプットされている情報をアウトプットする作業」がだいたい終わったと感じたらキーワード先行の記事に切り替えてもいいと思います。
僕の最初のブログの例だと、多くのバイク関係のブログで「正しい」「多数派」とされていることに対して、僕なりの反論を書き終えたところで「キーワード先行」の記事を書き始めました。
一例を揚げると下記のようなものです。
正論や多数派とされていること | 僕の考え、反論 |
ツーリングにはカッパを持っていこう | 雨が降ったら即帰宅。雨の日はバイクに乗らない。故にカッパは不要 |
ツーリングにはパンク修理剤を持っていこう | パンクしたらレッカーを呼ぼう。出先で素人がパンク修理するべきではない。故にパンク修理剤は不要。 |
ツーリングにはリュックがおすすめ | 体の自由を制限するリュックは最低。シートバッグ以外使わないほうがいい。 |
これはよくあるバイクブログには全く書いていないことですが、実際に考えながらバイクに乗っていると必然的にたどり着く答えなのですが、多くのバイク系ブロガーはこのような「僕にとって当たり前のこと」にほとんど触れていないので独自性を出せたと自分では思っています。
ただし独自性の強い記事は固定観念を思考の基盤にしている方からは叩かれやすいです。そうでない方からは熱烈な支持を得られます。
このような独自性のある内容を頭の中からだいたいだせたか、僕のバイク乗りとしてのスタイルをだいたい出せたかなと感じたくらいでキーワード先行の記事を書き始めました。
とはいえ「今日から書きたいことは書かない!アクセスが集まる記事しかかかない!」とするのではなく、ライティングスキルに応じて徐々にバランスを崩していって最終的に比率が逆転するくらいでいいのかなと思います。
書きたいことだけ書くんじゃなくて、両方書けるようになるのが大事なのね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「書きたいこと書けないのか・・・」と少し参ってしまっている方の悩みを解決できていれば幸いです。
あくまでもブログの本質はキーワード先行でアクセスが集まる記事を書くことですが、そもそもブログを継続して運営することができるように「最初の内は書きたいことを書こう」という内容の記事でした。