【SEOとは?】専門用語が少ないブログ初心者のためのSEOの説明
SEOについて専門用語抜きで知りたいですか?ブログ運営を始めるといたるところで目にする「SEO」という文字。これについて初心者の方向けに専門用語を排して説明している内容です。ブログにアクセスを集めたい方は読んでみてください。
okoんにちは。マイナスからブログを始めたオコブロです。
あなたの現在位置
このブログは「最初の記事から順に読めば誰でも収益を得られるwordpressブログを作れる」というコンセプトで運営していいます。順に読んでくれている方の現在位置は「執筆前の準備期間」です。この辺りでとても大事な「SEOとは?」ということについて説明していきます。
この記事にたどり着いた方は
あなたはこんな方?
- SEOとはなんだ?
- ブログの勉強をしていると「SEO」が良く出てくる
- SEOとは何なのかいい加減知りたい
- 初心者にわかるようにSEOについて学びたい
という方ではないでしょうか。
当ブログはマイナスからブログを始めた僕が、ブログの始め方をマイナスから説明していくブログですので難しい専門用語はなるべく排して説明していきます。
ブログ初心者でも今後のために知っておいた方がいいような専門用語は解説つきで説明していきますのでSEOレベルがマイナスの方でもさらっと読むことができるかと思います。
用語を理解しなくていいの?
車の仕組みを知らなくても運転できれば目的地に行けますよね。
運営を続けていけば自然と覚えるので今無理に覚える必要はないです。
是非最後まで読んでいってみてください。
Table of Contents
SEOとは?
ブログの勉強をしていると頻繁に出てくるのが「SEO」という言葉です。今のあなたのように以前の僕も初めましてのときは「セオ?」と思っていました。
SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字をとったもので、「エスイーオー」と読みます。Search Engine Optimizationを日本語にすると「検索エンジン最適化」という意味になります。
「検索エンジン」とは何を表しているかというとズバリ「Google検索」です。
他の検索エンジンは無視していいの?
Google以外にも検索エンジンはたくさんありますが、何故Googleかというと、その圧倒的なシェアです。
75% | |
ヤフー | 15% |
bing | 8% |
Googleは日本の検索エンジンの実に75%を占めています。ぶっちぎりの一位です。
そして二位のヤフーですが、実はヤフーはGoogleの検索エンジンシステムを使用しています。
ですのでヤフーとGoogleの検索結果画面は同じ並びになります。
つまり
Googleは日本のネット検索の90%を占めている
ということになります。
Googleってすごいのね
史上初めて世界征服を成し遂げた集団だと思っています。
Googleの検索エンジンに評価されるようにサイト、ブログを最適化して検索結果画面に上位に表示させるテクニックをSEOと呼びます。
だからGoogle様とかGoogle神とか言われているのね。
何故SEOが必要なのか?その目的は?
何故SEOが必要かというと、検索結果画面の上位に表示されればされるほどブログにアクセスが多く集まるからです。
あなたが例えば「おすすめ キーボード」という検索ワードで検索をかけたときに、一番最初に表示された(検索一位)のブログへ行ってキーボードを買ったとします。
最初のサイトやブログしか見ないで商品を決めることはよくあることだと思います。
せっかちな人とかそうよね。電気屋で店員のおすすめをすぐに買えるタイプの人。
僕は貧乏性なので熟考しないと買えないです。
そうするとそのブログ運営者にキーボードの金額の数パーセントが収益として発生します。
つまり、検索上位に表示されればされるほどアクセスが集まり、アクセスが集まれば集まるほど収益が上がるようになるのでSEOが必要なのです。
サイトに訪れる人は
ユーザーの流入経路
- 他サイトからの流入
- SNSからの流入
- YOUTUBEからの流入
- ブログランキングからの流入
- お気に入り登録をしてくれているユーザーのブログへ直接の流入
- ネット検索
など様々な流入経路でブログにやってきますが、その中でもっとも流入割合が多いのが「ネット検索」です。7~9割のユーザーが検索流入であるのは多くのサイト、ブログで共通していることです。
つまりSEO対策をしっかり行って、ブログにアクセスを集めてブログを成長させ、収益を上げていくのがSEO対策を行う目的です。
ブログに訪れるユーザーのほとんどが検索から、だからSEOが大事!
具体的なSEO
具体的なSEOと題しましたがSEOの手法はとても多いです。専門用語の羅列になるので流し読みでいいのですが、例えば
代表的なSEOの例
- サイトパワーの強い外部リンクを得る
- 適切な内部リンクを張り巡らせてユーザーの回遊率を高める
- キーワード選定を行う
- カテゴリの階層を浅くする
- 見出しタグを効果的に使う
- 画像にAlt属性をつける
などがあります。これでも氷山の一角といっていいでしょう。それほどにSEOの手法はたくさんあります。
本当のSEO対策は実は誰も知らない?
しかも恐ろしいことにこれらのSEO対策が本当にSEOに効果のあるものなのかという確定的なことはないのです。
どんな要素で検索順位を決めているか?ということは実はSEO対策のエキスパートも知りません。
プロの知らないことなのにあれこれ論じているの?
そうなんです。SEOに正解はないんですよ。
それを知っているのは世界中で数名のGoogle社員だけなのです。
つまり、上で挙げたSEO対策とは「これをやったら効果があった」「これは効果がなかった」という先人たちの試行錯誤の繰り返し、観測の結果によって導き出された対策なのです。
ツボ押しみたいなもんですね
まぁそうですね。あれも経験の積み重ねから来ていますからね
SEO対策の根本的な考え方
では我々はどのようにSEOと向き合えばいいのか?
先述の先人たちの観測の結果ももちろん対策として実践していくのですが、もっと根本にあることを理解してSEO対策を行っていくべきです。
「正解」はGoogleの一握りの社員しか知り得なくても「Googleの方針」からSEOについて正解に近い思考回路を作ることは可能です。
正解がないので実践方法を学ぶ前に「SEOの考え方」を頭にインプットすることが必要です。
ゴールがないから「目的地」ではなくて「方向」をカーナビに入れる感じね!
そのヒントはGoogleがGoogleの方向性を示す、またはGoogle自身が都度確認するために掲げた社訓のようなものを持っています。
それは「Google が掲げる 10 の事実」というものです。
Google が掲げる 10 の事実
Googleが掲げる10の事実
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
これはGoogleの行動指針、思考の指針となるような大事なものなのでこの「Google が掲げる 10 の事実」をSEOに照らし合わせて対策していけば外れたところには行かないと考えることができます。
この10の真実をSEOに照らし合わせるとそれぞれどんな解釈ができるかを説明していきます。
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
ユーザビリティ(ユーザーの利便性)を高めることに注力すればアクセスも収益も比例して上がってくるということです。
ユーザビリティを高める方法
- ユーザーに役に立つ記事を書く
- ユーザーが読みやすい文章にする(フォントサイズなど含む)
- ユーザーがストレスを感じない環境を作る(サイトスピード含む)
などの対策をすればすべてうまくいくということ。
ユーザーファーストということです。
ユーザーが快適に使えるハード面を作り、ユーザーの役に立つソフト面(コンテンツ)を充実させましょう。
1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
ブログやサイトは様々なジャンルに手を出さず、1つのテーマについて掘り下げていく方が良いです。
ユーザーにとって、たどり着いたサイトが自分が求めている情報の専門サイトであれば他の有益な情報に触れることもできます。
1サイト1テーマで専門性を高めていきましょう。
1つのブログは1つのテーマに特化した方がいいです。
遅いより速いほうがいい。
サイトスピードもそうですし、情報の鮮度についてもいえることです。
古い情報よりも新しい情報の方が評価されやすいということです。
サイトスピードを上げる対策をほどこしましょう。
情報を新しいものに更新し続けたり鮮度が高い新しい記事を投稿できるようにしましょう。
ウェブ上の民主主義は機能する。
良質なコンテンツにはリンクが集まります。
同ジャンルのブロガーなどから参考記事として引用されたりリンクを貼られたりするためです。
これを「被リンク(リンクを受けること)」といいますが、被リンクをたくさん受けられるような良質で正確な記事を書いていきましょう。
数字やデータを使うと被リンクを受けやすくなります。
情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
少し前まではネット検索はパソコンのものでした。しかし現在ではモバイルでの検索の方が割合としては多いです。
パソコンでみたときの表示方法、表示速度だけを意識せず、モバイルで閲覧したときにも見やすいように工夫をしていきましょう。
パソコンユーザーだけでなく、モバイル(スマホ)ユーザーにも見やすいモバイルフレンドリーなサイト作りを心がけましょう。
一般的なサイトではユーザーの7割程度がスマホからサイトを閲覧します。
悪事を働かなくてもお金は稼げる。
ブラックハット(意味のないサイトに自らリンクを貼る悪意のあるSEO)を行ったり、嘘の情報を記事にしてアクセスを集めなくても収益化はできるし、むしろそういった手法を行うとGoogle AdSenseなど収益化ができなくなる。
不正なスパムコメントを送らなくてもいい情報には人が、アクセスが、お金が集まる。
世の中にはまだまだ情報があふれている。
情報に溢れる世界でも考え方や切り口を変えると新たな情報を発信することができる。
他の人が思いもよらない小さなことでも発信することでその情報が役に立つこともある。
「こんな情報誰の役にもたないよなぁ」と思わずに自分の考えを積極的に発信してみましょう。きっとあなたのような方には届きます。
既存の情報でもあなた独自の考えをミックスさせれば独自性のある記事ができあがります。
情報のニーズはすべての国境を越える。
ボーダレスなネットの世界ではあなたの情報は世界中に届きます。
たとえ日本語のみで発信していても興味を持って日本語で検索したユーザーにはあなたのストーリーが届きます。
求めているものがキーワードによってあなたと紐づいたときに、ユーザーの役にたつコンテンツを発信しましょう。
スーツがなくても真剣に仕事はできる。
今の僕。これからのあなた。
「すばらしい」では足りない。
「すばらしい」と思える記事を書いてもリライト(書いた記事を再編集すること)することで更にすばらしい記事になっていくので常に記事のアップデートの余地に気を配る。
サイトデザインもSEO対策も「完成した」「やれることはやった」と思ってからがスタートということ。
すばらしいの先にたくさんのすばらしいがあるということを認識して日々励むこと。
記事もブログデザインも「完璧!」と思ってからすぐに修正することがたくさんあります。
E-A-T
「Google が掲げる 10 の事実」とは別に、Googleは「E-A-T」というものを重要視して検索順位を決めているとアナウンスしています。「E-A-T」とは
E-A-Tとは
Expertise(専門性)
Authoritativebess(権威性)
Trustworthiness(信頼性)
の頭文字をとったものです。
どれも個人ブログで実現するのは難しいものなのですが、それぞれがどんなものなのか、それぞれを実現する方法を説明していきます。
Expertise(専門性)
1つのブログで1つのテーマしか書かずにいれば専門性は実現できています。
この専門性は専門であればあるほど増していきます。
例えば、
- 「趣味」というジャンルよりも「バイク」
- 「バイク」というジャンルよりも「バイクメンテナンス」
- 「バイクメンテナンス」というジャンルよりも「バイクパーツ」
- 「バイクパーツ」というジャンルよりも「バイクタイヤ」
- 「バイクタイヤ」というジャンルよりも「バイクタイヤの素材」
というように階層を下げれば下げるほど専門性は増していきます。
「バイクタイヤの素材」というニッチな専門ブログを作れば「バイク タイヤ 素材」で検索した人のほとんどが目にするブログにすることができるでしょう。
しかし、あまりにも階層が深いジャンルにすると、そもそもの検索数が少なかったり、書くことがなくて記事数が少ないブログになってしまうという大きなデメリットがあります。
我々のような個人ブロガーはせいぜい「バイクメンテナンス」くらいの階層にして、1サイト1テーマを守って運営していくのがバランスの取れた専門性ではないかなと思います。
このような専門性の高いサイト、ブログを検索上位に表示させるというのがE-A-Tの「E」です。
バイクタイヤの素材に特化して専門知識の質と量を増やし、「タイヤ交換の方法」「ゴムの歴史」など関連する情報にも触れているサイト作りを行うと専門性が高いということになります。
他にもタイヤ専門店に取材をするという方法でも専門性は上がっていきます。
ニッチなジャンルは検索者は少ないけれど検索した人の多くをサイトに呼び込むことができます。
Authoritativebess(権威性)
権威性とは「どれだけ説得力がある、実績がある人(法人含む)が情報を発信しているか」ということです。
例えばバイクの素人がバイクテクニックの記事を書くよりもプロのバイクレーサーがバイクの乗り方の記事を書いたほうが説得力がありますよね。そのジャンルの権威が書いています。
実績があったり、社会的に認められている権威性をもったサイト、ブログを検索上位に表示させるというのがE-A-Tの「A」です。
あなたに権威性がなくても、権威を持ったサイトやブログから被リンクをうければ「権威性が高いサイトから認められているサイト」として、被リンク先の権威性をあなたのブログに付加させることができます。
最初は虎の威を借る狐でいいじゃない!
良いコンテンツを作ったり、あなたのブログの売り込みをしたりして権威性のあるサイトから被リンクをもらえるようにしましょう。
Trustworthiness(信頼性)
信頼性とはユーザーが信用してもいいコンテンツ、発信者かどうかということを重要視しているということです。
例えばバイクの素人が特定の車種のインプレッション記事を書くときに、実際に購入して長く乗っている車種なのか、レンタルバイクで数時間乗っただけなのか、それとも人から聞いた話なのか・・・
実際のオーナーが長期間乗ったインプレッション記事の方が信頼性は高いということを検索上位に表示させるというのがE-A-Tの「T」です。
あなたの身元、身分などを公開すればするほど信頼性は上がっていきます。練ったプロフィールを設置したり、法人の場合は所在地や連絡先情報を複数(メール、電話番号、FAX)にしたりしても信頼性はあがります。
情報を出せば出すほど上がっていくのが信頼性です。
記事内容に信頼性をもたせるために、記事の根拠を示すときに専門性の高い、社会的に認められているサイトの引用を使うことで信頼性を上げることができます。
SEO対策としては初歩の初歩ですが、常時SSL化することでも信頼性は上がります。
E-A-Tは個人ブログにはかなりハードルが高い
ここまで読んで頂いてわかるように、E-A-Tを個人ブログが満たそうとするとかなりハードルが高いものばかりです。無理に全てを満たそうとせず、とりあえずは「1サイト1テーマ」を心がけて専門性の高いブログを作っていきましょう。
考えすぎても指がとまるので、「考え方」だけ把握しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ふわっとした内容で恐縮ですが、SEOの最初の記事はこれくらいがちょうどいいような気がしたのであなたは消化不良かもしれませんがこの記事はここで終わりにします。
細部まで書き始めると終わりがないSEO対策ですが、この記事では「SEOとはなんなのか」という全体像だけを説明しました。
次の記事ではあなたがSEOとは?ということを理解したという前提でもう少し突っ込んだ具体的なSEO対策について書いていこうと思います。